二の矢を受けちゃう自分を許しちゃう。
私は気が小さく、気が短い性格です。気になる事があると、二、三日不眠症になり、解決の目処が立つと元気になる。馬鹿です。待てないのです。
思えば私の父もせっかちでした。遺伝かも知れません。
仕事でも、人と連絡がつかなくて後でもいい、と対処できるところで、私は直ぐに連絡して確認して安心したがったりします。でもそういう目先のことで「ギャンギャン」言ってくるせっかちな他人をこちらから見ると、愚かな人に見えるので、私も同類で愚かなんでしょうね。
思えば私のお酒の問題は、このせっかちゆえのアルコール依存だったような気がします。
嫌な事がある➡︎飲んで憂さ晴らし
そのパターンが形成されて、いつでもお酒を飲んで、気分を上げたい。という底なしの欲求に陥って行く。
1年弱断酒継続してきて、少し自分の愚かな心の姿が見えてきたみたいです。そしてそれを許す心も育ってきた。
本当に断酒はオススメです。依存症まで行っていない人でも、「自分の飲酒は変だ。」と日頃スッキリしない気持ちを抱えている飲酒者は、試しに断酒をやって見ると、目からウロコの世界が待っているかも知れません。「信じるか信じないかはあなた次第です。」けどね。
4月も半分過ぎました。
(旅行した場所が被害にあって心が痛みます。)
しばらくはこの件でもストレスがかかるのかなあと思っています。
でも新しい事はワクワクでもある。この変化を楽しめたら良いですね。
今日は暖かくて、シュワっとした飲み物が飲みたくなり、勿論ソフトドリンクのサイダーを飲みましたが、「効果は今ひとつだ。」でした。じゃあ、アルコールなら楽しいのかというとそんな訳はなく、あの楽しさは「まぼろし〜〜。」ですから。アルコールは辛いだけです。
ワクワク、楽しさを求めても、そう簡単には見つからないし、長年飲んできたので、飲酒がらみの楽しみの発想しか無い。
楽しいことを探すのも頑張りますが、元気でいられる事を感謝する心を育てていきたい。実は昔大震災のあった街に住んでいるので、今回の熊本の地震も他人事とは思えず、昨年同窓生に会いに旅行に行ったので、彼女の事も心配です。
お花見と合法麻薬
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「テッド」というクマのぬいぐるみのアメリカの映画には、大麻を吸うコメディシーンが何回も出てくるんですが、日本人から見ると全然笑えない。
アルコールが違法な国から見たら、お酒を飲んで馬鹿騒ぎする人々は、気持ち悪く見えるでしょうね。様は認識の違い、文化の違いですね。
しかし、日本人には花見にはお酒がつきもの。花見酒、粋に楽しんでおられる方々に、野暮は申しません。私は飲みませんけどね。
しかし、これが飲めなくなった負け惜しみでは無くなって来ている事が意外なんですよね。
断酒継続して本音でお酒が要らなくなった。飲まない日常が気に入るようになって来た。
去年は、「来年の花見、お酒が飲めないのはつまらないだろう。」と思っていたのに。今年になってみるとそうでもない。飲まない方が幸せを感じる様になっているのです。
当たり前〜当たり前〜♪
昨日、やっと気にかかっていたことが二つ片付いたのですが、思っていた程は気分が晴れない。もう一つ気になることがありますが、それが片付いても多分スッキリしないでしょう。そもそも仕事自体がストレスですからね。仕事以外にも子供の事や健康、お金の事。一生スッキリするのは難しいと思います。
昔はストレス発散にお酒を飲んでいたけど、若い頃から問題飲酒でしたから、そもそもストレス発散でも何でもなかった。自分を余計に痛めつけているだけでしたね。
人間は死ぬまでソコソコ気が重いのが当たり前と認識すると、ちょっと成長できるかもしれません。後は規則正しい生活と食事、適度な運動、当たり前の事が一番大事なんでしょうね。
お酒にごまかしは通用しない。
以前も書きましたが、私はSFやSF映画が好きで、昨夜は新作のSF映画をレンタルして鑑賞しました。映画を見た後は某映画評のサイトの投稿レヴューで人の意見を見る事が多いのですが、そのサイトではレヴューに記載されるある数値を見ると、関係者が評価を上げる為に投稿しているのでは?と疑われる投稿があります。(あくまで推測です。)
この程度の事は別にいいんですが、世の中にはごまかしがきくものときかないものがあるなあと思うんです。上手くごまかせたつもりでも、後々ごまかしがきかなくなることは多いですよね。
アルコール依存症の否認はまさにこのごまかしがきかないごまかしです。youtubeの新宿OPクリニック廣瀬医師の講義で、「でもだって」という考え方が依存症の治療を阻んでいるというお話がありました。「お酒飲み過ぎだね、でもだけどまたちょっと飲むぐらいはいいよね。」という思考です。依存症はごまかしに陥りやすい病気なんですね。
断酒継続10か月になりましたが、「10か月もやめたけど、また飲んでもいいよね。」とならない様に気を付けたいと思います。
アル中は楽しくないと思います。
「お酒は辞めたんじゃ。」
マツコデラックスさん、私は割と好きで番組もよく見ていますが、彼女?が番組の中で「高齢者はアル中でも良い。」と言う内容の発言をしたらしいです。
高齢者はアル中の方が楽しみがある、という内容の様ですが、多分アルコール依存性の悲惨さについて認識が足りない故の発言だと思います。
楽しめる段階でとどまれないのがこの病気なのですが、高齢者ならばとどまれなくても後は死ぬだけだし、ということなんでしょうか?
そんなに簡単に死ねないし、周りは巻き込まれて苦しむのにね。
今になって、どうもこの人は暗い考え方をする人だと気が付きました。発言が面白いと思ってきたけど、断酒を継続して物の見方が変わって来た私から見ると、また違って見えて来るものがあります。これからは見る番組も変わって行くと思います。
楽しい飲酒なんてあったのか?
久しぶりに飲酒する夢を見たんですが、夢の中で泥酔していました。
夢でも泥酔の感覚が体験できるんだとびっくりしましたが、人間の脳は不思議です。
夢の中の事だったので、「あー、飲んじゃった。」とか「どうしよう。」とかは考えませんでしたが、ちっとも楽しくなかったのは覚えています。お酒に潰される感じは病気や事故に近い不快感がありました。
前回の専門医の受診で、医師に「会社の帰りにお酒が飲めたら楽しいだろうなと考えてしまう。」と話して、長い飲酒期間の中には嫌な事だけではなく、楽しい飲酒もあったからだろうと話していたのですが、こういう夢を見て、改めて本当に自分にとって楽しい飲酒なんてあったのか?と考えてしまいました。
そりゃ、飲み始めの酩酊感は楽しいのかもしれませんが、結局、この歳になって飲酒をやめなければいけなかった自分にとって、飲酒は決して楽しいものではなかったのではないか? だからこんな夢を見るのではと思うのです。