飲みたくない。

断酒継続92日目「節酒する 苦肉の(92)策も 効果なし」

(依存症はジェットコースター)

昨日、この秋に旅行に行く事が決定してしまいました。古くからの友人達との旅行で、断る流れにも持って行けず、みんな酒飲みなので、旅行中何回も飲酒の機会があるだろうし、飲み会参加なら一回気をつければ済むけれど、旅行中ずっと気をつけなければいけないので今から気が重いです。まあ私には抗酒剤という強い味方があるので、旅行の出発日まで抗酒剤をしっかり飲む事、旅行中も絶対に飲む事を厳守し、お酒をすすめられても断って乗り切ろうと思います。

それにしても、本来なら旅行は楽しい事なのに、お酒の為にこんなに沈んだ気分にならないといけないなんて、それもこれも、アルコール依存症に対する知識が普及していない事、偏見が根強く残っている事が大きいと思います。「私、アルコール依存症で飲めないから、」って説明しても人を蔑視しない世の中なら良いけれど、実際、会社では査定や出世にも悪影響になりますからね。自覚して断酒した人が損をする仕組みなのです。

どうしてお酒をやめた人間が、そんなにまわりに気を使わなければいけないのでしょう。もうなんと思われても良いから本当の事を話してやろうかなと思ったりしますが、「◯◯ちゃんが依存症？ 私なんかもっと飲むのに〜、依存症なんて考え過ぎだよ。」って笑われるのがオチでしょうね。まあ「飲みたくない。」の一言で十分ですかね、本当に飲みたくないんですから。