野暮で結構
断酒継続82日目「悪酔いで 歯に(82)絹着せぬ 言葉吐き」
(人間関係にヒビが〜)
昨日ブログ書いていて、「初期のアルコール依存症をどう見極めるか?」
という問題を納得行くまで考えないとスッキリしないかなあ、と考えたんですが、定義は「飲酒のコントロールが出来ない、健康に害が出る量を飲んでしまう。休肝日が作れない。」でいいかな。でもこの段階では、依存症とは言えないと飲み続けている人がほとんどだと思います。
久里浜アルコール症スクリーニングテストのページ
KASTでは、酒量、頻度の問いが無く自覚や病識が無ければ大量常習飲酒者でも判定結果は低く出ますが、AUDITでは酒量や頻度を問うので大量常習飲酒者を想定すると判定結果は高く出ます。もしかして世界基準に比べて、日本では初期の依存症は依存症と捉えていないのかもしれません。
そういえばどこからが依存症かという精神医の話では、仕事に支障が出て家族から苦情が出る様になったら依存症と言っていましたが、かなり飲み過ぎで健康を害していても、何とか仕事が出来ていて、家族とも上手くやっている人もいるでしょうし。
自分は末期の依存症では無いのに飲酒をやめて、周りにもお酒をやめると宣言して、「あの人は実は末期の依存症患者だったのか。」と白い目で見られて、損している様な気がしているんですが、損どころか「一抜けた。」で物凄く得してるんです。何でも「本当の事」は世間一般から見ると少し野暮に見えるものですが、野暮で上等、野暮で結構ですね。