断酒の先に光が見える………………(−_−;)かな?

3週間、3ヶ月、3年後の私へ、断酒の決意を忘れない様に。

断酒という贅沢

断酒継続22日目です。同じ年の知り合いが病気で亡くなりました。

死って、ピンと来ないですね。遠い世界の話の様に感じます。

お酒をやめるという事は、やめ続ける日々が残されているという事なんですが、それはとても贅沢な事なのではと改めて思いました。(この贅沢という言葉は物欲にまみれた贅沢ではなく精神的に豊かで恵まれているという意味で使っています。)

依存症患者にとって飲酒とは肉体も精神も死に追いやり人生から逃げる事。断酒とは生きる事を選び取り、厳しく重い自分の人生を自分自身で背負うという事。人生を味わうという事は、逃げずにしっかりと受け止めるという事で、それが本当の贅沢だと思いました。

平均寿命まで生きるとしても、もうとっくに折り返し地点を過ぎている自分に、断酒を選ぶ余力が残っていて良かったと思います。

仏教で考えると、出家>凡夫>餓鬼道
の餓鬼道に堕ちていた生き方が、お酒をやめてやっと凡夫として生きられるという感じでしょうか。出家までは無理としても、せめて凡夫としての人生を生きたいと思います。